コアードワイヤー
国内納入トップメーカーとしてお客様のニーズにフレキシブルに対応いたします。
各種の添加剤を薄い鋼板等のテープで緊密にパイプ状に被覆し、長尺のワイヤー状とした溶融金属用の添加剤です。
製鋼用ワイヤー、鋳鉄用ワイヤー等が開発されており、各種金属の溶湯処理剤として広く使用されています。
コアードワイヤーの種類
用 途 |
種 類 |
略 称 |
充填剤の主要成分 |
製鋼用 |
カルシウムシリコンワイヤー |
カルシリワイヤー |
Si、Ca |
サルファーワイヤー |
Sワイヤー |
S |
カーボンワイヤー |
Cワイヤー |
C |
その他特殊ワイヤー |
- |
Al、Bi、Mg、Siなど |
鋳鉄用 |
黒鉛球状化ワイヤー |
Mgワイヤー |
Si、Mg、Ca、RE |
接種ワイヤー |
|
Si、Ba、Zr、Sr他 |
コアードワイヤーの種類
コアードワイヤーの製造工程
コアードワイヤーの製造工程: 溶解、分析、サイジング、分析、ワイヤー成形、検査、出荷
ワイヤーインジェクション法
製鋼工程のワイヤー添加処理
東洋電化コアードワイヤーは、金属カルシウムやカルシウム合金、その他の添加剤を薄い鋼板でパイプ状に被覆し、長尺のワイヤー状とした、製鋼工程の溶鋼処理用に開発された線状の添加剤です。
ワイヤーインジェクション法は、コアードワイヤーを専用の簡便な供給装置で溶鋼深部に投入添加することにより、添加成分を安定的にかつ高歩留まりに添加できる溶鋼処理技術です。
Mgワイヤー法による球状化処理
コアードワイヤーを溶湯深部に投入することにより、安定的にかつ高歩留まりに成分添加する技術です。
Mgワイヤー法は、安定的にダクタイル鋳鉄を製造する溶湯処理方法です。
コアードワイヤーを簡便な専用供給装置(ワイヤーフィーダー)で溶湯深部に投入することにより、安定的にかつ高歩留まりに成分添加できます。
また、溶湯量の変動への対応、目標品質のコントロール、設備の自動化等、フレキシビリティの大きなシステムです。