酵素固定化用担体 トヨナイト

トヨナイト(酵素固定化用担体)は、カオリナイト物質を酸性水熱処理後、造粒焼成し、表面を有機官能基で修飾した多孔質セラミック球状担体で、酵素の固定化力が強く活性発現および長期反応安定性に優れ、医薬や農薬の中間体、化学品等の工業スケールの製造に適しています。

トヨナイトの細孔分布

トヨナイトの物性

平均粒径 155±15μm
見かけ嵩密度 0.68±0.15g/ml
対薬品性 【酸・アルカリ】
pH2~10で使用可能
【有機溶剤】
酵素を失活させない溶剤なら使用可能
耐熱性 120℃の乾熱減菌が可能
トヨナイト

トヨナイト固定化酵素の特徴

  1. 酵素が不溶化し
    分離回収が容易

    くり返し使用が可能

  2. セラミックスなので
    形状変化が少ない

    カラム充填して
    連続反応ができる

  3. 酵素が
    離脱・流出しない

    反応後の下流工程が
    簡便になる

  4. 固定化により
    酵素構造を保護

    酵素安定性の向上

トヨナイト固定化酵素の使い方

酵素の固定化を検討中、固定化用担体をお探しのお客様へ

酵素固定化スクリーニングサービスを開始いたしました。
ご提供いただいた酵素をトヨナイトを使って固定化スクリーニングし、成果品をお渡しします。
サービス詳細・ご注文は富士フイルム和光純薬株式会社のホームページよりご確認ください。


富士フイルム和光純薬(株) webページ

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